南砺獅子舞 〜令和元年 夏の陣〜
南砺獅子舞
〜令和元年夏の陣〜

令和元年8月31日、南砺市井波の瑞泉寺で獅子舞共演会が開催された。
市内には200以上の団体があるとされ、うち6団体が舞を披露した。
特徴ある各獅子舞の保存とその魅力の発信を目的としてプロモーション映像を制作した。
受賞歴
令和2年富山県市町村広報コンクール 特選
主催・著作
南砺獅子舞実行委員会
制作
CORARE ARTISANS JAPAN
撮影
大木賢、田川紘輝
Bed and Craft MITU
Bed and Craft
“MITU”
BnC MITU(ベッドアンドクラフト・ミツ)は、料亭「金中」時代に勝手口として利用されていた、小さなエントランスが目印の宿。
その小さく、うす暗いエントランスを抜けると、おそらく最上級の客間であったであろう、専用の坪庭を持ち、柱から長押(なげし)に至るまで全てが檜の柾目材で作られている当時の井波大工の技を垣間見られる和室リビングに繋がる。そのアプローチは、小さなエントランスからは想像できない、日本建築ならではの奥行き感を演出している。
メイン作家には、陶芸家の前川わと氏を迎え、その空間からインスピレーションを受けて制作された、MITUの為だけの特別な作品が部屋の設えとして、あちらこちらに点在している。
彼女は、石膏型を使った泥漿(でいしょう)鋳込みという特殊な技法を更に発展させた制作手法により、和室リビングから見える四季折々の坪庭の景色と呼応し、四季と寄り添う明るい色味とサラサラとした陶器の手触りが、旅人の視覚だけでなく触覚にもインスピレーションを与える仕掛けになっている。それはまるで、井波大工が技術の粋を込めた柾目材のサラサラとした肌触りと呼応している様でもある。
時の「満つる」四季の景色と、静かでゆったりとした「密な」時間を過ごす。井波へ訪れる旅人への想いがMITUには込められている。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
陶芸
前川わと
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
BED AND CRAFT
“MITU”
BnC MITU(ベッドアンドクラフト・ミツ)は、料亭「金中」時代に勝手口として利用されていた、小さなエントランスが目印の宿。
その小さく、うす暗いエントランスを抜けると、おそらく最上級の客間であったであろう、専用の坪庭を持ち、柱から長押(なげし)に至るまで全てが檜の柾目材で作られている当時の井波大工の技を垣間見られる和室リビングに繋がる。そのアプローチは、小さなエントランスからは想像できない、日本建築ならではの奥行き感を演出している。
メイン作家には、陶芸家の前川わと氏を迎え、その空間からインスピレーションを受けて制作された、MITUの為だけの特別な作品が部屋の設えとして、あちらこちらに点在している。
彼女は、石膏型を使った泥漿(でいしょう)鋳込みという特殊な技法を更に発展させた制作手法により、和室リビングから見える四季折々の坪庭の景色と呼応し、四季と寄り添う明るい色味とサラサラとした陶器の手触りが、旅人の視覚だけでなく触覚にもインスピレーションを与える仕掛けになっている。それはまるで、井波大工が技術の粋を込めた柾目材のサラサラとした肌触りと呼応している様でもある。
時の「満つる」四季の景色と、静かでゆったりとした「密な」時間を過ごす。井波へ訪れる旅人への想いがMITUには込められている。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
陶芸
前川わと
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
Bed and Craft TenNE
Bed and Craft
“TenNE”
BnC TenNE(ベッドアンドクラフト・テンネ)は、料亭「金中」の中で最大の占有庭を持ち、外部空間の景色を室内まで取り込んだ特別な宿。
東京に於いて、多くの庭づくりに携わってきた若手造園家・根岸新(ねぎしあらた)氏が手がけるエントランスへ繋がる庭のアプローチは、単なる和風庭園ではなく、根岸氏による様式にとらわれない自由なデザインが、新たな宿に生まれ変わったTenNEの魅力をより引き出している。
インテリアデザインにアクセントを加えるのは、地元で活躍する、新進気鋭の仏師・石原良定(いしはらよしさだ)氏。石原氏は、木彫の中でも仏像制作を得意とし、粘土を用いた原型をもとに木彫仏像を生み出す。
彼の作品の表情はとても豊かで、時に荒々しく、時に穏やかで、目を離した隙に動き出しそうな躍動感を持ち合わせている。それはまるで、森の中の景色の様に、天候や時と共に移ろう植物の生きる力や美しさであり、根岸氏の庭と呼応した躍動感を生み出している。
庭のアプローチを超え、内部空間の最後に辿り着くのは石原氏の作品が設えられた「瞑想室」。旅人は「心地よい狭さ」を感じ「天を見上げる」ことにより自らを見つめ直す特別な空間になっている。
宿名の由来は天衣(てんね)と呼ばれる、菩薩像が身にまとっているショールの様な流れる柔らかさを持つ衣から。時の流れや自然の流れが、内外部に流れ、居心地良さをまとわせる。そんな旅人に、この宿に訪れた「縁(en)」を感じて欲しいとの作家の想いもTenNE には込められている。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
木彫
石原良定
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
BED AND CRAFT
“TenNE”
BnC TenNE(ベッドアンドクラフト・テンネ)は、料亭「金中」の中で最大の占有庭を持ち、外部空間の景色を室内まで取り込んだ特別な宿。
東京に於いて、多くの庭づくりに携わってきた若手造園家・根岸新(ねぎしあらた)氏が手がけるエントランスへ繋がる庭のアプローチは、単なる和風庭園ではなく、根岸氏による様式にとらわれない自由なデザインが、新たな宿に生まれ変わったTenNEの魅力をより引き出している。
インテリアデザインにアクセントを加えるのは、地元で活躍する、新進気鋭の仏師・石原良定(いしはらよしさだ)氏。石原氏は、木彫の中でも仏像制作を得意とし、粘土を用いた原型をもとに木彫仏像を生み出す。
彼の作品の表情はとても豊かで、時に荒々しく、時に穏やかで、目を離した隙に動き出しそうな躍動感を持ち合わせている。それはまるで、森の中の景色の様に、天候や時と共に移ろう植物の生きる力や美しさであり、根岸氏の庭と呼応した躍動感を生み出している。
庭のアプローチを超え、内部空間の最後に辿り着くのは石原氏の作品が設えられた「瞑想室」。旅人は「心地よい狭さ」を感じ「天を見上げる」ことにより自らを見つめ直す特別な空間になっている。
宿名の由来は天衣(てんね)と呼ばれる、菩薩像が身にまとっているショールの様な流れる柔らかさを持つ衣から。時の流れや自然の流れが、内外部に流れ、居心地良さをまとわせる。そんな旅人に、この宿に訪れた「縁(en)」を感じて欲しいとの作家の想いもTenNE には込められている。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
木彫
石原良定
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
Bed and Craft KIN-NAKA
Bed and Craft
“KIN-NAKA”
井波の名刹・瑞泉寺に繋がる参道の裏通りに位置する堀道は、明治時代、免許地遊郭として栄えていた歴史を持ち、芸娼妓、貸座敷免許地として指定されていた。町全体の散在していた料亭、貸座敷(旅籠屋)業者がこの地に集まったことが堀道遊郭の始まりで、今もなお、当時の賑わいの片鱗が感じられる地域である。
対象物件は当時、15軒以上あったとされる料亭の中でも、特に格式の高い料亭「金中」として知られ、多くの旅人や文化人に愛されていた。
井波大火(1925年)をも乗り越え、井波・堀道の栄枯衰退の記憶を残す料亭「金中」を、令和という新たな時代を迎え、再びゲスト(旅人)を迎えるBnC KIN-NAKA(ベッドアンドクラフト・キンナカ)としリノベーションした。
メイン作家として、地元で活躍する木彫家・前川大地(まえかわだいち)氏と協業し部屋の様々な場所に作品が展示されている。開町630余年の長い井波の歴史が、滞在という体験を通して感じ取ることができる仕掛けになっている。「歴史の香り」を感じ、まるで当時の遊郭の賑わいを感じる様な、ここでしかできない特別なステイを演出している。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
木彫
前川大地
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
運営
CORARE ARTISANS JAPAN
BED AND CRAFT
“KIN-NAKA”
井波の名刹・瑞泉寺に繋がる参道の裏通りに位置する堀道は、明治時代、免許地遊郭として栄えていた歴史を持ち、芸娼妓、貸座敷免許地として指定されていた。町全体の散在していた料亭、貸座敷(旅籠屋)業者がこの地に集まったことが堀道遊郭の始まりで、今もなお、当時の賑わいの片鱗が感じられる地域である。
対象物件は当時、15軒以上あったとされる料亭の中でも、特に格式の高い料亭「金中」として知られ、多くの旅人や文化人に愛されていた。
井波大火(1925年)をも乗り越え、井波・堀道の栄枯衰退の記憶を残す料亭「金中」を、令和という新たな時代を迎え、再びゲスト(旅人)を迎えるBnC KIN-NAKA(ベッドアンドクラフト・キンナカ)としリノベーションした。
メイン作家として、地元で活躍する木彫家・前川大地(まえかわだいち)氏と協業し部屋の様々な場所に作品が展示されている。開町630余年の長い井波の歴史が、滞在という体験を通して感じ取ることができる仕掛けになっている。「歴史の香り」を感じ、まるで当時の遊郭の賑わいを感じる様な、ここでしかできない特別なステイを演出している。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
木彫
前川大地
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
運営
CORARE ARTISANS JAPAN
BnC LOUNGE
BnC LOUNGE
全国で類を見ない「木彫刻の町」として知られている富山県南砺市井波で「職人に弟子入りできる宿」をコンセプトにした宿Bed and Craft。2016年のオープン以降、多くのゲストに利用されるなか、町での滞在や職人との交流をより楽しむことのできるよう、町のラウンジ「BnC LOUNGE(ベッドアンドクラフトラウンジ)」を計画した。
BnC LOUNGEでは、チェックイン手続きだけではなく、コンセルジュ機能も併設、ゲストはオリジナルの周辺マップと共に、町に120軒以上ある職人工房や職人が愛する居酒屋、商店等の情報を得ることができる。まるでそこに弟子入りしたような体験が待つ旅では、その地域全体が「ホテル」になる。ラウンジには木彫をはじめ、石工、塗装等、様々な職人の手仕事を活かした設えが施されており、弟子入りの旅の始まりを演出している。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
トモヤマカワデザイン(山川智嗣、山川さつき)
グラフィックデザイン
ROWBOAT(田中裕亮)
建築施工
藤井工業株式会社
木彫
前川大地、田中孝明
石工
北村石材(北村隆洋)
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
BnC LOUNGE
全国で類を見ない「木彫刻の町」として知られている富山県南砺市井波で「職人に弟子入りできる宿」をコンセプトにした宿BED AND CRAFT。2016年のオープン以降、多くのゲストに利用されるなか、町での滞在や職人との交流をより楽しむことのできるよう、町のラウンジ「BnC LOUNGE(ベッドアンドクラフトラウンジ)」を計画した。
BnC LOUNGEでは、チェックイン手続きだけではなく、コンセルジュ機能も併設、ゲストはオリジナルの周辺マップと共に、町に120軒以上ある職人工房や職人が愛する居酒屋、商店等の情報を得ることができる。まるでそこに弟子入りしたような体験が待つ旅では、その地域全体が「ホテル」になる。ラウンジには木彫をはじめ、石工、塗装等、様々な職人の手仕事を活かした設えが施されており、弟子入りの旅の始まりを演出している。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
トモヤマカワデザイン(山川智嗣、山川さつき)
グラフィックデザイン
ROWBOAT(田中裕亮)
建築施工
藤井工業株式会社
木彫
前川大地、田中孝明
石工
北村石材(北村隆洋)
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
建築施工
藤井工業株式会社
彫刻
田中孝明
写真
前康介
nomi
nomi
BnC LOUNGEに併設している、旅人と地元住民が交流できるカフェバー。
木彫刻師が、今まで廃棄処分していた木っ端(木の削り屑)を燻製用の材料として活用し、井波ならではの料理を提供、ここでしか味わえない体験を提供している。
彫刻師は、弟子入り時にツケ払いで鑿(ノミ※彫刻刀のこと)を揃え、毎月「飲み代」ならぬ「鑿代」を支払う。そんな、井波ならではの習慣を店名に込めた。
土蔵を活用したテーブル席には、当時の土壁の風合いを残し、黄金色に特殊塗装した特別な空間にリノベーション。厨房上部には土蔵に残っていた、古い箪笥や木箱を並べ、当時の生活の景色をつくりだしている。
職人が「ちょっとノミ屋に行って来る」と言って、nomiに集い、お酒片手に旅人と交流する。そんな光景が生まれることを期待して計画した。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
トモヤマカワデザイン(山川智嗣、山川さつき)
グラフィックデザイン
ROWBOAT(田中裕亮)
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
写真
大木賢写真事務所
nomi
BnC LOUNGEに併設している、旅人と地元住民が交流できるカフェバー。
木彫刻師が、今まで廃棄処分していた木っ端(木の削り屑)を燻製用の材料として活用し、井波ならではの料理を提供、ここでしか味わえない体験を提供している。
彫刻師は、弟子入り時にツケ払いで鑿(ノミ※彫刻刀のこと)を揃え、毎月「飲み代」ならぬ「鑿代」を支払う。そんな、井波ならではの習慣を店名に込めた。
土蔵を活用したテーブル席には、当時の土壁の風合いを残し、黄金色に特殊塗装した特別な空間にリノベーション。厨房上部には土蔵に残っていた、古い箪笥や木箱を並べ、当時の生活の景色をつくりだしている。
職人が「ちょっとノミ屋に行って来る」と言って、nomiに集い、お酒片手に旅人と交流する。そんな光景が生まれることを期待して計画した。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
トモヤマカワデザイン(山川智嗣、山川さつき)
グラフィックデザイン
ROWBOAT(田中裕亮)
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
写真
大木賢写真事務所
noice
noice
欧米人も多く居住している静安区の中でも、旧フランス租界に位置し、新旧が入り混じる国際色豊かな町。租界時代に建てられたフランスの香り漂う煉瓦組積造の建物を活かし、あえて仕上げを簡素化し建築の力強さを表現しました。歴史を感じながら国籍、人種、性別を超えて色々な人々が自由に集えるようなバーを目指しています。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
写真
大木賢
お抱え職人文化を再興する
お抱え職人文化を再興する

自社コンセプト映像。
井波の職人が東京での仕事に臨む様子を映像化。
企画&ディレクション
CORARE ARTISANS JAPAN
撮影
大木賢
お抱え職人文化を再興する

自社コンセプト映像。井波の職人が東京での仕事に臨む様子を映像化。
企画&ディレクション
CORARE ARTISANS JAPAN
撮影
大木賢
BRIDGE BAR
BRIDGE BAR
ハワイ出身のオーナーが営む川沿いのバー。
古民家ならではの複雑な構造を利用して、
レイヤーが重なりあう空間になった。
店主のセンスで集められたアンティーク家具が異国情緒を演出する。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
グリーンノートレーベル(明石博之)
建築デザイン
コラレアルチザンジャパン(山川智嗣&山川さつき)
グラフィックデザイン
ワールドリーデザイン(明石あおい)
建築施工
藤井工業株式会社
写真
大木賢