Bed and Craft
“MITU”
BnC MITU(ベッドアンドクラフト・ミツ)は、料亭「金中」時代に勝手口として利用されていた、小さなエントランスが目印の宿。
その小さく、うす暗いエントランスを抜けると、おそらく最上級の客間であったであろう、専用の坪庭を持ち、柱から長押(なげし)に至るまで全てが檜の柾目材で作られている当時の井波大工の技を垣間見られる和室リビングに繋がる。そのアプローチは、小さなエントランスからは想像できない、日本建築ならではの奥行き感を演出している。
メイン作家には、陶芸家の前川わと氏を迎え、その空間からインスピレーションを受けて制作された、MITUの為だけの特別な作品が部屋の設えとして、あちらこちらに点在している。
彼女は、石膏型を使った泥漿(でいしょう)鋳込みという特殊な技法を更に発展させた制作手法により、和室リビングから見える四季折々の坪庭の景色と呼応し、四季と寄り添う明るい色味とサラサラとした陶器の手触りが、旅人の視覚だけでなく触覚にもインスピレーションを与える仕掛けになっている。それはまるで、井波大工が技術の粋を込めた柾目材のサラサラとした肌触りと呼応している様でもある。
時の「満つる」四季の景色と、静かでゆったりとした「密な」時間を過ごす。井波へ訪れる旅人への想いがMITUには込められている。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
陶芸
前川わと
写真
大木賢写真事務所(大木賢)
BED AND CRAFT
“MITU”
BnC MITU(ベッドアンドクラフト・ミツ)は、料亭「金中」時代に勝手口として利用されていた、小さなエントランスが目印の宿。
その小さく、うす暗いエントランスを抜けると、おそらく最上級の客間であったであろう、専用の坪庭を持ち、柱から長押(なげし)に至るまで全てが檜の柾目材で作られている当時の井波大工の技を垣間見られる和室リビングに繋がる。そのアプローチは、小さなエントランスからは想像できない、日本建築ならではの奥行き感を演出している。
メイン作家には、陶芸家の前川わと氏を迎え、その空間からインスピレーションを受けて制作された、MITUの為だけの特別な作品が部屋の設えとして、あちらこちらに点在している。
彼女は、石膏型を使った泥漿(でいしょう)鋳込みという特殊な技法を更に発展させた制作手法により、和室リビングから見える四季折々の坪庭の景色と呼応し、四季と寄り添う明るい色味とサラサラとした陶器の手触りが、旅人の視覚だけでなく触覚にもインスピレーションを与える仕掛けになっている。それはまるで、井波大工が技術の粋を込めた柾目材のサラサラとした肌触りと呼応している様でもある。
時の「満つる」四季の景色と、静かでゆったりとした「密な」時間を過ごす。井波へ訪れる旅人への想いがMITUには込められている。
プロデュース&プロジェクトマネジメント
CORARE ARTISANS JAPAN
建築デザイン
山川智嗣、山川さつき
ランドスケープデザイン
根岸造園設計事務所(根岸新)
建築施工
藤井工業株式会社
特殊塗装
ヤマトコ(山本武良)
陶芸
前川わと
写真
大木賢写真事務所(大木賢)